Tsukemenpapaのブログ

アラフォー別居婚男性の頭の中

ブランケット症候群

先日、飲酒解禁のリハビリテーションと称し、大学時代のダブルスパートナーと2回リモート飲み会をしました。2007年千葉ポートアリーナに応援に来てくれた、美男子な彼も夫妻で居て、とても楽しかったです。

飲み会の際に、パートナーの彼と、1996年の開成中学入試と、2002年の東大入試の話をしました。

彼も、私も、比較的余裕シャクシャクの生意気小僧で本番を迎えました。

日本の入試を最もざわつかせた、国語。

ピーナッツの4コマ漫画のセリフが一部白抜きになっていて、創作する、というものです。

我が家にはピーナッツの4コマ漫画が7巻くらいまで、ありました。中学入学前でしたから、英語の意味は分かりませんでしたが、オチの#sigh#がかわいくて、内容は分かった気でいました。

ですから、入試の当日、びっくりしました。私にとっては、原文を意訳して和訳すれば良かったのです。ですから、苦手な国語は満点でした。今風に言うと、チートです。

逆に、得意な算数は、時計算と、図形が骨折りでした。時計算の分母は、確か1427とか変なprime number(定かではありませんが。)で、絶対間違えた、と思いましたが、お昼休みに隣町のタイチクンと答え合わせをして、ホッとしました。

図形は、出来ていない人が多かったと思いました。

 

そんな入試なので、パートナーも忘れているはずがなく、ただ、

4コマ漫画のセリフ創作は、その場で作るもの。

算数は、時計算と図形がとても簡単だった。幸運だった。

と振り返っていました。同じ問題でも、思考の様式、マインドセットが違うと

ここまで印象が変わるのだ、とレモンサワーが進みました。

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2002年の東大入試は、数学が史上最強に易しかったです。これは、東大入試が現在のスタイルを続ける限り、揺るがない歴史だと思います。朝青龍くらい史上最強だと思っています。
どうして易しかったかと言うと、どの問題も、標準的な問題集で、見たことのある、読み解き易いものだったのです。
つまり、平時の難解な数学ではあり得ないような、解くためのルール「数式」が立てやすいものばかりでした。教科書に書いてあるような、fomulaを使えば、どの問題も解けたと思います。

私は、緊張しやすく、本番に弱いタイプ(嘘)なので、3問半くらいは解けました。

数学Ⅲ・Cの分野は、コツを掴む前だったので、捨てました。不合格通E判定、最バカの受験者でした。

 

パートナーも、数学に対しては同じ印象だったので、全問正解、文系ですから4問解けたそうです。見事に合格でした。

 

今思い出そうとしても、国語の文章が思い出せません。90分くらいも、向き合った現代文が思い出せないのです。

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言いたいことは、開成生は、みんな国語がとってもできるということです。

特に、視覚から入力される文章の理解力、読解力はピカ一だと思います。

ただ、聴理解、聴覚から入力される、原始的:primodialな言語回路は、精神年齢と比例するので、バラつきがあったように思います。

私は国語ができないので、よく「なにいってるかわからない」、サンドイッチマンの冨澤のセリフ状態でした。今もそうかもしれません。

発話:これは、前頭葉の比較的下の方から上の方に位置する44番あたりのareaが大事です。大脳基底核も沢山関わってきます。原始的です。
「なにいっているかわからない」、音を作る問題も重要ですが、ここから発せられる「伝えたいことがあるんだ」のスタートが、うまくいっていない可能性があります。

単語の想起:呼称は、別の問題です。詳しくないので、またの機会にします。

1531文字 ツケメンパパ 拝