2025秋から、2足のわらじ「なんちゃって臨床家」と「悪の天才科学者」の両立を開始しました。
大きな理由があります。
真面目だけれども日本語やコミュニケーションがうまくいかなかった大学院生の一人が国に帰ったっきり、戻ってきませんでした。大学院生に、<<勉強をする期間>>と言って指導を怠ったと感じました。教室の他の方々は、まだ研究を始める期間ではなかったから、関係ないと思うと言っています。
なので、自分も一生懸命に手を動かして頭を使っていっぱい勉強をして、もう一人の大学院生に秘伝の運動療法を伝授します。得意不得意は、本当に様々です。私は大いに遠回りをして、日中は頭を活性化させるために湾岸まで散歩をし、実験のための教室費をふんだんに使わせていただきました。4年きっかり、にこだわっているのかすごく焦りが伝わってきますが、二人三脚で駆け抜けます。
ワタシハ、センセイと同じ、年末・正月ヒトリデスカラ、毎日実験大丈夫です。で大分笑いました。「おれ、30日焼肉で、大晦日は蟹だよ」 少しずつ仲良くなりましょう。
私も、<研究費の期間>にとらわれています。研究友達が、論文を投稿した、だとか再留学をした、など充実した話をうらやましく思います。
そんな折、病院でのヒトコマ。「どうして、壊れた脳は、痙縮を起こさせるのですか。」利用者さんからの質問です。一生のテーマだし、理由がわかったら、利用者さんはひょっとすると安心できるのかもしれません。
ただ、この問いにはうまく答えられません。痙縮は、脊髄・脳にある運動ニューロンが障害された際に生じる、腱反射亢進と伸張反射の速度依存性増加。原因は脳・脊髄の錐体路の障害、結果として下行抑制性が減少してニューロンが異常発火する。グリシンやGABA受容体が、いつもとは真逆の興奮性転換という生理現象。
フレーズや、生理現象としては説明ができるけど、どうして痙縮させるか、つっぱらせるか。ずーっと痙縮治療をしていると、全く考えない問題でした。
ちっちゃい赤ちゃんは、独特な反射や筋緊張を脊髄反射と大脳・脳幹の反射を混ぜながらシナプスを適正:スプライシングしていきます。お座りができるようになるまでの200日くらいの間に、身体全体の筋緊張がコントロールする準備が整って、そこからは好きな姿勢をとって一人で歩きだすまでは小脳が運動学習をしながら、大脳や脊髄の反射を調整しています。
医学生的な除皮質硬直は肘・肩をぐぐぐっと曲げて上肢屈曲・下肢伸展優位の筋緊張亢進に支配されます。
どうしてつっぱらせるのでしょうか。脳や脊髄がダメージを受けた後の、痙縮は本当にいろんなトラブルを引き起こします。いやなやつです。
悪の天才科学者を始めてまだ数年、私は現象の観察・変化・比較に重きを置いていました。生理現象や症候の理解には観察が重要だからです。
やっぱり、科学なんだから「先生どうして?」を大事にしなきゃ、と思いました。
先生どうして?を説明する手段は、方程式や関数を用いる物理学なのではと感じています。物理学は、物事の理屈学だからです。
神経炎症に物理学を応用科学します。
利用者さんに、なんと答えたかは内緒です。ツケメン物理ⅠA 1300字くらい