Tsukemenpapaのブログ

アラフォー別居婚男性の頭の中

指の拘縮期間を考える

実験中に樹脂を削ろうと思って、自分の指をスパッと切ってしまったので久しぶりにのんびりしています。定期的に指は切っていて、傷パッドにはお世話になっています。主夫を始めた2005年9月から、解剖実習中なのに妊婦の本妻を喜ばせようとしてコロッケを作ろうとしてピーラーで左母指をざっくり剥きました。大学3年の冬に、軽音楽部の先輩と電話をしながら調理中に左手をバスっと切りました。この時が一番深い傷ですが、今回はさらに深い傷で、ちょっと指先がピリピリする気がするので、血が滲みますがギターの練習を再開しました。昨年買った、お気に入りのFender75周年テレキャスターシンライン、の安いやつです。

エレキギターは、実は苦手な楽器です。中学3年の時、その年のお年玉で買える初心者セットのギターを買ってバンド練習に備えていました。ただ、初心者セットのちっちゃいミニアンプと、スタジオのアンプの出力に差がありすぎて、自宅で大きな音を出して練習しようとすると、アンプのスペックが低く音がぐじゃあ、とすべて潰れてしまいとても練習にはなりませんでした。バンドのメンバーとは不仲ではなかったですが、なんとなく自然消滅して、ベースの子と私がドラムになって新しいバンドになりました。

 始めて2か月で学校のオーディションに出て、同級生にうまいバンドやデュオがいて、先輩バンドの中で二人だけ非常にテクニカルな人がいて、今年は演奏枠はもらえないなと思いました。結果もその通りで、夏休みから本格的にバンド。部活も全力でしたので、かなりメンバーには無理強いたのだと今思います。夏休みの終わりに同級生と、秋葉原のライブハウスで身内を読んでライブ。この時は、誰も知らない、メンバーが自作した曲を演奏しました。ライブ中のお客さんは静まりかえって、他の同級生のライブでは大盛り上がり。でも、ライブハウスのスタッフさんがオリジナリティと親しみやすさに10点中8点をつけてくれました。

 高校生でバンドをやっていると、楽器をかついだりしているだけで気が大きくなって深夜の街を歩ける気がしました。幸い遊び歩いていても全くトラブルはありませんでした。次の学年の文化祭の中夜祭後夜祭のステージに向けて、メンバーが昼飯代を楽器貯金にしたり、マクドナルドでバイトを始めたり、高校2年に上がる頃にはギターの子がGibsonレスポールカスタム、真っ黒いパワフルな楽器を購入し、ベースの子は当時はまだマイナーなG&Lの高価なジャズベースを買っていました。二人とも本当に音が良くて、スタジオ練習に居合わせた他の同級生(ギターのイシムラ君とドラムのカンタ君)に一曲聴いてもらって、非常に驚いていました。ただ、私はアイソメトリックスイングパワーチタンやチタン8(バドミントンのラケット)を買っていたので、申し訳程度に安いYAMAHAのシングルペダルを買いました。

 高2の6月のオーディションは戦略的に、あまり知られていない日本のロックバンドをコピーを披露して、オリジナル曲を封印しました。作戦は大当たりでしたが、最後の曲で私がドラムスティックを片方投げ飛ばしてしまい、スペアのスティックをバスドラムの上に置いていなかったので、片方で叩き続けました。カンタ君は曲を止めずに叩き続けたことを褒めてくれましたが、減点されて、5位くらいだったと思います。ただ、文化祭当時は何の縁か中夜祭のステージの出番が回ってきて、300人以上はいる食堂で3曲披露しました。始まる前は足がぶるぶると震えたことを今でも覚えています。ベースの子は割と落ち着いていて、始まってみるとギターの子が緊張していたのか、あらゆる音を外していたのが印象的でした。大人数の前で演奏できたので、あまり気にしなかったですが、その後のステージ演目、その年の目玉、同級生の大爆笑コントの準備で忙しかったのか、友人が一人も見に来ていなかったのがさみしかったです。

 終わった後は、流れはわかりませんがベースの子と、これからのことを大塚のロイヤルホストで始発まで話あったことを覚えています。もしかすると後夜祭だったかもしれません。

 その後はバンドに声がかからなくて、ベースの子が、私の親しい千葉大飛び級男の卒業ライブに参加していて、飛び級男もいなくなってしまうし、ベースの子もこっそり活動していてなんとなく寂しい思いをして、運動会モード。スウェーデンリレーアンカーで欽ちゃん走りをするというボケをする。

 浪人の1年目は何もありませんでしたが、2年目、フリーターに転職しました。荻窪ブックオフで働き始めました。同期に、スタジオミュージシャンとして活動している女性がいました。意気投合して、音楽スタジオで何回かレッスンしてもらいました。そうすると、今まで力んでいた8ビートをリラックス刻めるようになりました。ちょうどそのころ、高校バンドのギターの子から、今まで作ったオリジナルの曲を記録に残したい、というプロジェクトの相談を受けました。ちょっと、レベルアップした演奏を披露したいのもあって、二つ返事でOKしました。さらに、自分に合ったスネアドラム(ビートを刻む太鼓)を購入して、数回レコーディング。今思えば、イヤホンからメトローム的ビート音を聞きながら叩けば良かったのですが、何となく性に合わず。リズムウォッチをスピーカーで流しながら叩きました。きっとItunesで作品があるはずです。

 書いている内に何を言いたいかよくわからなくってしまったので、まとめると今日はエレキギターに必須アイテム、エフェクターと短いケーブルと電源供給マシンを買った。音がゆがむ、ブルースドライバーと、コーラス、リバーブ、ディレイ。家にあったブースター?マイクロアンプをいじりました。Youtubeなど、ネットには解説が非常に多く載っていてありがたい。

 私のテレキャスターシンラインは69年モデルのシングルコイルのピックアップなどで、歪ませちゃうと個性が死んじゃうかも、なんて思いながらいじっています。詳しい方はご連絡ください。 2486字 長すぎ