来月からの、大学始業後ろ倒しになってほっとしている。
学部学生4年生に研究のお作法を仕込む季節がやってくる。
我々の頃は、4年の冬、臨床手技試験合格後。患者さんに触れても良いし、S(主訴)を聴いてもなんなら承認されていればカルテ記載もして良い、そんなピカピカのルーキー。
現代っ子は、酷使合格率をアップさせるためにカリキュラムを前倒し。臨床研究のコースは、患者さんに一切触れてはならないと。
我々の頃は、このお作法を仕込まれる季節の経験が、医療者の視点の原点になるの。
でも、うちの講座、研究している人が教授しかいないし、初めてだから、プランなし。
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ちょうど、新型コロナウィルス罹患が爆発的増加しそうな世相。空気がかなり淀み、ネズミも不調。
なので、この1週間、手を止め続けた。
後進を育てる。リハをアピールする。を自身の余裕がない中、考えてみた。
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まず、学部4年生のインサイドヘッドを思い出す為、当時我学年有志の日本QO◯党日誌125件を読み漁った。もう、記事が面白すぎて、思考がストップした。文明が医学が開港した地の民ども。私はメトロポリタンから来た、補欠のモグリです。
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とにかく、情熱がある奴は卒後10年でも情熱があり、冷静と情熱の間を行ったり来たりする自分のような奴も、その、周りの情熱と共に生きている。
具体的なプランは、何一つ無い。が、学生にしっかり見られている事を意識しする。自分の講座にはまだ貢献できない身分であるから、散らかった実験室を皆んなで片付けた。淀んだ空気が晴れてから、また染色する。
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バドミントンに関しては、自分が「後輩たちの壁」にならなければならなかったが。
育児モードで、打たせてもらえるだけで感謝します、という状況になってから。誰にも勝てなくなった。試合に出て負けるたび、たまに自主練に現れて負けるたび、看護学部の気の強い滋賀ベスト8の女学生に、「何で負けるんですか、舐めてんですか?」と詰問。力が出ないんです!
病み上がりで、2年半ぶりに打てるようになった、それだけで感謝します、という状況。引退する年の、全日本に出る前の池田雄一選手と打った時「(全然思うように打てなくても)めちゃくちゃスカッとしたんじゃないですか?」はい!その通りです!
2019年度のOB戦。5年生の強い子。「久しぶりに、こんなに無邪気にバドミントンしました」
何となく、背中の見せ方が決まってきましたね。
精神を鍛えるには、やはり必要なことは、健全な身体を鍛える。沢山食べて、クソして、寝る。
12年前と何も変わらない、これが情熱となるのでしょう。
もしかすると、あと2週間辛抱かも。